残すところ3話のSKAM FRANCEです。
SAMEDI 11:07
J’ai cru que tu t’étais barré ce matin. / Lucas
(帰っちゃったのかと思った)
めっちゃ早口で言ってます。se barrerはカジュアルな語彙でpartirと同じ意味ですね。「~と思った」より前の過去に「帰っちゃった」がくるはずなので「帰っちゃった」が大過去になっています。
LUNDI 08:43
On dirait pas un cul là ? / Alexia
(お尻みたいじゃない?)
On dirait + 名詞で「~みたい」という意味になりますね。un culはカジュアルな語彙でお尻という意味。ちなみにもうちょっと綺麗に言うとles fesses(この単語だとお尻は複数形です。唇と言い複数形にしたがりますよね)、あとは一応le derrièreという言い方もあります。culもそこまでお下品というわけでもないのかなと、わたしてきには「おケツ」って感じかなと思っています。
MARDI 16:35
Hé t’en fais pas. / Eliott
(心配すんなよ)
Ne t’inquiète pas !やそのneとpasが落ちたT’inquiète !も同じく「心配しないで」の意味になりますが、このNe t’en fais pas !(と、そのneが落ちた上記の形)もよく「心配しないで」の意で使われます。あともう少~~しだけ突き放した印象になりますがT’occupe pas !もしくはT’occupe !というのも「構わないで」というような感じでよく使われます。これに関してはneもpasも落ちた形で言われることがほとんどかなと思います。
しかしこのシーケンスの最後のLucas、幸せいっぱいで可愛いです。
MERCREDI 13:38
“Pourvu qu’elle m’aime.” / Daphné
(「彼女が僕のことを愛してくれさえすれば」)
このフレーズだけでも覚えて帰って!というフレーズですね。不器用?なBasileが思いを寄せるDaphnéに音楽を送ったところ、その歌詞がひどくて冷たい態度をとるDaphnéですが、ArthurとYannの親友二人から言わせればBasileは歌詞など見ていなくて、そのタイトルだけで送ったはずだ、と。片思いの相手に「僕を愛してくれさえすれば」というタイトルの曲を送るかわいらしいBasileなのです。ということでpourvu que+接続法で「~ならよいが、~しさえすれば」という意味になります。
ちなみにEmmaとManonの会話、Alexとは体の相性はいいけど話すと全然ダメ、というEmmaがManonに「T’as moins du mal à parler toi ? Je vous ai vus l’autre jour.=あんたはあいつと話しにくくないでしょ?見たよこないだ話してるとこ」と聞くのですが、それに対してManonは「C’est pas du tout ce que tu crois franchement.=あなたが考えてるようなことは何にもないよ」と探られていると思ってこう答えます。ここが全く字幕で訳されていなかったので補足です。Alexと話しているところを見られて嫉妬されたり疑われたりしたかな、と思ったManonに対し、EmmaはManonじゃなくてむしろAlexに嫉妬してるんだよと、そういう話の流れになってました。AlexはEmmaの彼氏のCharlesの親友なので彼の方がEmmaとCharlesの間で起こっていることを知っているから、と。二人の親友の良いシーンですね。Manonは第二のLucasなわけです。
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