パリワーホリ、終わりました!

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帰国して早2週間弱経ちました。パリでの最終日はパリの街をぷらぷら歩き、「さよならパリ…」とか心の中で呟きながら自室へ帰ると「あなたの飛行機は23時間遅れることになりました」というメールを受け取り、予定より1日多く滞在…というプチ?トラブルがありながらも無事に帰国しました。ワーホリが終了したということで、ワーホリを終えた今の気持ちを記します。長いですが、備忘録的な意味で…

ワーホリに行ってよかったか?

わたしはまず「ワーホリに行くかどうか」を迷っていました。迷う一番の大きな理由は日本の暮らしを一度置いて行かなければいけないところ。わたし、コンビニでおにぎりを選ぶ時も新しいやつとかちょっと変わったやつとか選ばないタイプで、美味しい・好きだと分かっているシャケしか選ばないのです。日本の暮らしがここちよいから、わざわざより不便な国、より危険な国に行く必要があるのかとすごく悩みました。でも、ワーホリは年齢的に最後のチャンスだし、1年制約なしでフランスに住めるビザを利用しないのももったいない、というので決めきれなかったのです。

折衷案として、ビザなしで3か月だけフランスに行く、というのも考えました。3か月ならエアビーとかを借りてフランスにいながらレッスンを続けるのも良いのでは、と思ったのです。結果的にワーホリで出発しましたが、帰ってきた今、心から行って良かったと思いますし、3か月でなく1年(実際は10か月ですが)であったのにも大きな意味があったかなと思っています。

3か月ではなく10か月だったことで、やり残したことがないくらい色々なことができたのが一番大きいです。一年の色々なイベントを経験できたのも10か月ならではだし、色々な年パスで短期間の旅行では経験できないことができたのもよかったです。年パスは別に3か月だけ住む人が買ったって全然いいんですけどね。

ワーホリでどう変わったか?

今までフランスに3年住んでいて、今回が4年目だったわけですが、これまでの3年と今回の1年(10か月ですが細かいことは言わず1年と言わせてください)で大きく違ったのは2点。1つ目は学生じゃなくなったこと、つまり大人になったこと、2つ目はパリに住んだこと。この2つはワーホリの志望動機書にも書きました。学生から社会人になったことで価値観も変わったから、その新たな価値観でフランスという国をもう一度経験したい、ということと、南仏にしか住んでこなかったからフランス北部をもっと知りたい、ということです。

フランス語講師としてパリに旅行に行かれる方などに質問されたり、旅行に行かれた方のお話を聞いたりする機会は少なくないですが、そんなわたしがパリに詳しくないというのはどうだかな、と思っていました。この1年を経て今はすっかり?詳しくなったのでこれは本当によかったと思っています。

1つ目の新たな価値観でフランスを見る、という点について言うと、色々ありますが1番はフランスの歴史に興味を持って学ぶことができたのが大きかったです。わたしは中学生の時から歴史は嫌いで、高校でも日本史も世界史も嫌いだったのですが、パリに住むと歴史に触れずにはいられませんでした。これまで住んでいた南仏にももちろん歴史にまつわる建物などはたくさんありますが(ローマ時代のものとか)、パリにはあまりにも!多くの歴史にまつわるものがたくさんあります。教会やお城を訪れると「ナンタラ1世」「カンタラ3世」など色々出てきて、これまでのわたしはせいぜいクロヴィスとルイ14世、ルイ16世くらいしか知らなかったのですが、どこかに訪れる度にフランス王家が何かしら関わるので少しずつ気になり始め、自分でネットを使って調べていくとすごく面白くて、そして調べれば調べるほどどこかを訪れた時に分かる説明が増えていくのが更に面白かったです。わたしは言語は文化とともに学ばれるべきだと思っていて、フランス史はフランスの文化の重要な1つだと思うので、歴史を学ぶことでフランスへの理解も深まり、フランス語とも更に仲良くなれるのではないかなと、そんな風に思います。

ということで、パリの街に詳しくなったこと、そしてフランスの歴史に興味を持ち色々学べたこと、これからも学びたいという意思を持てたこと、これが今回のワーホリ滞在でわたしが得たことの中でも大きな2つかなと思っています。

パリか南仏か?

南仏での3年とパリでの1年を経て、どちらが良いか?とたまに訊いていただけるのですが、これにはどうしても即答で南仏!と言ってしまいます。最初に住んだ場所(しかもより長く)に愛着を持つのは仕方ないかなと思いますが、まあでも、南仏!って言いたくなりますね。笑 ただ、これも色々な条件によって変わると思うし(お金に余裕があるのか、自分が何歳なのか、など)、もちろん一概には言えませんが。

ただ、パリについての印象は大きく変わりました。これまで南仏に3年住んでいたわたしは、周りのフランス人から「パリなど住む場所ではない」「パリなどフランスではない」と言われ続けていました。正直「パリはフランスではない」については同意見です。わたしにとってフランスとは海、山、太陽、自然、と、とにかく美しい自然の国、なのでパリはその象徴ではありません。(あくまでわたしにとっては、です!) だからと言って「パリなど住む場所ではない」については、1年住んでみた今は同意しかねます。「パリなんて、ケッ」と思っていたわたしですが、「パリか南仏なら南仏!」と即答したいわたしですが、それでもパリのことは大好きになりました。こんな美しい街、好きにならずにはいられません。

当たり前のようなことを言いますが、パリは本当に美しい街だと思います。アホなんですが、セーヌ河畔を歩く度「ここはディズニーランドか!」と思ってしまいます。笑 だって、ノートルダム大聖堂からセーヌの流れに沿って歩いて行くと、ポンヌフがあって、左手にフランス学士院が見えて、次に右手にルーブルが見えて、次に左手にオルセーが見えて、もちろんその間エッフェル塔が見えて、更に進むと左手にブルボン宮殿があって、アレクサンドル3世橋と奥にアンヴァリッドがあって、右手にはプチパレとグランパレがあって、最後にはエッフェル塔とビラケム橋があって…と、歩いても歩いても美しい何かが見えて、こんなのわたしからしたらディズニーランドです。パリに住む一番のメリットは、そんなセーヌ河畔からの美しい眺めをすぐに見られるところにあるとわたしは思います。ポンヌフからの夕焼けを見に行こうと思って電車に乗って夕焼けが見に行ける距離に住んでいる、これだけでパリに住む理由としてもう十分すぎると思います。

それからやっぱり首都、しかも文化大国の首都というだけあって、文化アクティビティの多さも素晴らしいと思います。世界的な名画がすぐそこに展示されていて、毎日のようにクラシックコンサートがあって、少し歩けば美術館・博物館に当たって、観光施設に行けば毎日のようにガイドツアーが行われていて。これは南仏に住んでいた時にはできなかった経験なので、やっぱりパリの強みの1つだと思いました。

パリの好きではないところももちろんあります。例えばワーホリ最初の1週間は慣れない大都会で勝手に孤独感を感じたし、できれば地下鉄など使わず、コンパクトな街の中をコンパクトに移動できる生活の方がすきなわたしは、とにかくこの大都会に特に最初は疲れました

また、最初の1か月をパリで過ごした後、南仏に行ってただの薬局の店員さんが大変にこやかで、一緒にいた友人に「Pouqouoi ils sont aussi souriants ?(なんでみんなあんなにこやかなの?)」と訊いたら「Parce qu’il y a le soleil ici.(南仏には太陽があるからね)」とニヤッとされた、なんてこともありました。笑 最初の1か月はパリジャンの愛想の悪さが結構印象的だったので南仏でその違いにびっくりしたのです。今はパリジャンはそんなに愛想が劇的に悪いわけでもないかな、という印象なのですが、これはパリでずっと過ごしていたからで地方都市に行くとやっぱり愛想悪いかも…と思ったりすることも少々。でも愛想は悪くても意地悪な人はほとんどいなかったし、とってもsympaな人ももちろんいるし、別にわたしはパリジャンにすごく嫌なイメージは持っていないです。ただ「この人スーパーの店員さんなのにBonne soiréeって言った!」とか「この人目を合わせてMerciって言ってくれた!」みたいに、かなりハードルは下がっていると思います。笑

フランスに住み続けたかったか?また住みたいか?

これに関しては出発前から「フランスに長く住みたいとは思わない」と思っていましたし、この気持ちは全く変わっていません。わたしは日本の暮らしの方が圧倒的に好きです。ただ、「住めって言われたら住める」ぐらいにはなったかなと思います。自分から望んで住もうとは思いませんが、何かがどうにかなってフランスに住む必要ができたら「じゃあ楽しもう」という心持ちで住めると思います。やっぱりフランスは自分の国の次に大切な、思い出深い国だし、わたしの大好きなフランス語の国だし、自分の文化の次によく知っている文化だし、居心地が悪い、ということはなかったです。

ではなぜ逆に長く住みたいとは思わないか、ですが、一番の理由は経済的に難しい、です。わたしはフランス語講師として生計を立てていますが(日本ではプラスで塾講師もしていますが)、わたしの生徒さんはほとんど日本人の方、そしてそのうち7割ぐらいが日本にお住いの方です。「日本語話者にフランス語を教える」という仕事をしている以上、円で稼ぐことになるのが自然かなと思います。円安の今、円で稼ぎながらヨーロッパに住むのはかなりしんどいです。

フランスと日本の物価、賃金についてちょっと考えてみたのですが、フランスの月額最低賃金は額面で1766ユーロ、これは1ユーロを160円とすると28万円です。また、逆に考えると16万円稼いでやっと1000ユーロで、2000ユーロ稼ぐには32万円です。28万円稼いでもフランスでは最低賃金の生活をすることになります。また、物価もフランスの方が高いとわたしは感じています。例えば全てパリの値段のイメージですが、カフェオレ1杯5€前後(=800円)、ディズニーランドのチケット90€前後(=14,400円)、バラ1本5€前後(=800円)、安い外食1皿で17€(=2,700円)などなど。もちろんフランスの方が安いものもありますが、円で考えると「28万円稼いでやっと最低賃金で、しかも暮らしは日本より高い」となると結構辛いと思います。

仕事を変えてまでこの国に住みたいとは思わないので、円安で、円とユーロの差なんか気にしなくても大丈夫というほどの稼ぎがあるわけでもない今の状態では、フランスに住もうと思えません。これはかなり大きい理由ですね。

フランスの好きじゃないところ

他にも住みたくない理由として挙げられるものがあるのですが、住みたくない理由というか好きじゃないところの列挙になりそうなので、「好きじゃないところ」としてお話してみます。

まず1つ。可愛い服がない!!!!!!!!ないんです!本当にない!というか、正しく言うと日本人に似合うカワイイ服がない、だと思います。いや本当に正しく言うと私の趣味に合って値段的に手の届くカワイイ服がない、なんですが。

たまにファッション講座とかで、「服は大別するとドレスとカジュアルの2つに分けられ、アジア人は欧米人と比べて顔や体つきが幼いのでドレスとカジュアルの割合を7:3にするのが良い、逆に欧米人は1:1ぐらいでちょうど良い」などと見たりするのですが、まさにこれなんじゃないかなあと思っていて、欧米人にちょうど良いお洋服が多いので日本人のわたしにはシンプルすぎたり、もうちょっと装飾がほしいなと思うことが多いです。帰国前にZOZOTOWNを見ながらどの服を買おうか吟味している時間が本当に楽しかったです。

2つ目はシンプルに文化やマナーの違いです。どうして電車に乗るのに列を作らないのかわたしにはどうしても分からないし、電車から降りている人がいるのに大人がズンズン電車に乗り込んでいくのも一切理解できません。並んでいるのにどんどん人を抜かしていく人、道に犬のウンチを置いて行く人、開始時間に到着する人など…どうしても「なんで!?」とそんな文化で育っていないわたしは思ってしまいます。日本人の方がマナーが優れていると言いたいわけではなく、単純に文化の違いで、日本では失礼なことがフランスでは失礼ではなく、その逆もまた然りなわけです。これがフランスなので我慢はできますが、「どうして?」と思わずにはいられなくて、自分とほぼ同じ価値観を共有するコミュニティで暮らす方が絶対に楽だなと思います。

何においてもどちらの国が優れているということはなくって、フランスにはフランスのいいところと悪いところがあるように、日本にも日本のいいところと悪いところがあって、だから優劣は決められないんですけど、わたしは日本の悪いところは「自分の国だから」「自分の文化だから」「この文化で育ったから」と思って受け入れられるけど、フランスの悪いところは受け入れるのが難しいことがあるなと思います。

ワーホリ中辛かったこと

今回の滞在で辛かったことを挙げてみます。

ダントツでストレスだったのは生活環境です。生活レベルが極端に下がって辛かったなと思います。主に住まいなのですが、もちろん自分で見て自分で決めた物件なので誰かに文句を言いたいわけではないのですが、「10か月だけだから」と思って決めたはいいものの、やっぱり家賃の安さで選んだところが大きかったので、それ以外のストレスが大きかったです。もう単純にトイレとシャワーが共有なのが一番ですね。トイレはまだいいのですが、シャワーの共有は「髪の毛をちゃんと掃除するように」という大家さん提示のルールがあっても守られていないことが多くて、それが本当に嫌でした。

また、隣の声もかなり聞こえる部屋で、それも本当に辛かった!だって隣の韓国人、マージーで毎日!!毎日!米津玄師の「さよーならまたいつか」を聴いていて、わたしこの曲全然知らなかったんですけど、毎日聴こえてくるから気になって、歌詞が日本語だということに気付いた後、米津玄師っぽいなと思ってYouTubeで曲を調べたらドンピシャで、それでこの曲を知りました。笑 本当に毎日聴いてるし、なんならご機嫌に歌ってるし、いや、ご機嫌に歌うことはわたしもあるからそれについてはいいんですが、それでも毎日同じ曲が隣の部屋から流れてくるの、結構辛いです。笑 ある時期はこっちのけんとのギリギリダンスの曲を毎日聴いてたり、日本の曲が好きなんだろうなということは察せました。更に逆隣も韓国人のこちらは女性だったのですが、最初の5か月くらい、毎晩のように「キャー!!」「カムサハムニダー!!!」みたいに大声で叫んでいる人でこれも辛かった!!笑 毎晩って言っても深夜0時過ぎとかで、わたしもレッスンするときはきっとこの感じだと隣に声が聞こえてるんだろうなと思っているので、日中は許せるのですが、夜中に叫ぶのは意味が分からな過ぎて大ストレスでした。後半はめちゃめちゃ減ったのでよかったですが。

隣人環境以外だと、単純に不便なのもプチストレスでした。これも内見時に見ているので分かってはいるのですが、例えば部屋に電子レンジがなかったり(建物の0階に共用のが備え付けられていますが、ついぞ使わなかった)、コンロが1口だったり、シンクがお皿を置くこともできないぐらい小さかったり。もちろん洗濯機はなく、掃除機もない、アイロンもない、扇風機もない、全身鏡もない。全身鏡がないのも地味にストレスだったなあ。かと言ってたった10か月のために買うのももったいないから我慢するしかなく。あと洗濯機については、備え付けられていないアパルトマンもかなり多いですが、わたしはコインランドリーに行く時間が本当にもったいなくて嫌いで、できるだけ手洗いで頑張っていました。笑

パリの家賃が高いこと、わたしが円で稼いでいること、円安であること、家賃に予算を割くより観光などの体験にお金を使いたかったことなど理由は色々ありますが、今までの暮らしから生活レベルが下がるのってやっぱり辛いんだと身をもって知りました。逆にそれ以外は、先に述べたような受け入れがたいことがあったとしても、辛いとまでは行かなかったです。

どうしても慣れなかったこと

最後に、ほとんど無いのですが、ちょっとバカっぽいどうしても慣れなかったこと。笑

これは何回か間違えたのですが、バス停の位置です。例えば東西に走る道があって西に行きたい時に、南側のバス停で待って、思っていた方向と逆からバスが来て「右側通行の国やった~!」となったことが何度かありました。もう無意識でバス停の位置を考えてしまっていて、これには慣れなかった。笑

あとは、特に美術館に行ったりとか、お店でもそうなんですが「そんな展示の仕方して地震来たらどうするん…」とこれも無意識に考えてしまって「地震のない国やった~!」とハッとすることも何度もありました。染み付いてますねえ。

おまけ

ということでワーホリ1年のまとめはこれで以上です。要約すると「楽しかった!本当にいろんなことをして忙しかったし体力的にもしんどかった!でもそれだけ充実していた」という感じです。自分の考え方にも、仕事にもプラスになることがたくさんあった1年だったと思います。

ちなみに怖い思いをしたり危険な目に遭ったりということも一切なかったです。1度だけ、持っていたトートバッグに誰かが腕をツッコんでいるのを感じでドキッ!!としたら、人の腕ではなく直前に買ってトートに突っ込んでいたバゲットを腕だと思ってしまっただけだったという、それが一番ドキッとしたエピソードでした。笑

では最後、といってももうちょっとありますがおまけ。

数字で見るパリワーホリ

  • 滞在日数:300日!のはずがANAのせいで301日
  • 崩した貯金:約100万円!
  • 数泊で旅行した回数:9回
  • 参加したガイドツアーの数:35
  • ディズニーランドに行った回数:41回
  • 一日で最も歩いた日の歩数:30,058歩
  • 帰国したらママになっていた友人:3人
  • 新しく出来た友達:0人
  • 久々に会えたフランス在住のフランス人の友人:5人
  • パリに旅行などで来られたタイミングで会えた生徒さんの数:5人

好きなもの紹介

一番好きなパリの場所:ポンヌフ

ここから見る夕焼けが何より好きです!何度もこの橋でぼーっと夕焼けとエッフェル塔を眺めました。イチオシのアンリ4世が作った橋というのもポイントが高いです。笑

一番好きなパリの建物:ルーヴル

ルーヴル、モナリザなしでだってパリ一番の観光施設になったはずというくらい美しい建物なのに、モナリザやニケやミロのヴィーナスがいるばかりにその外観に注目されていなすぎるのでは?と思ってしまうくらいです。下の写真のように、ポンヌフから見る夕焼けに照らされるオレンジのルーヴルも好きでした!

一番好きなパリのクロワッサン:Maison d’Isabelle メゾンディザベル のクロワッサン

ここのクロワッサンが一番重量があって、バター!って感じで、でも外のツノみたいなやつがカリカリで美味しかったかなあ。でも焼きたてのクロワッサンが一番おいしいと思います。タイミングが良くなければ出会えないけど、焼きたてならその辺の名もなきパン屋さんでも最高に美味しい!

一番好きなパリのパン屋さん:Aux Castelblangeois と Boulangerie du Champ de Mars

わたし、基本的に1人行動なのでお昼ご飯はパン屋さんでサンドイッチを買ってどこか日の当たる場所で食べる、というのがいつものパターンだったのですが、そんな時によくサンドイッチを買ったのがこの2店舗。サンドイッチの種類が豊富で、前者はルーヴルの近く、後者はエッフェル塔/アルマ橋の近くで割と便利なところもよく行く理由でした。特に前者はなんだかしゃれた感じのサンドイッチもあって選ぶのが楽しいです。どちらも特に何が特別というパン屋さんでもないですが、何度も通いました。

一番好きなパリに展示されている絵画:オランピア

なんか好き!

滞在中旅行した中で一番気に入った街:Honfleur オンフルール

割と最初の方に行きましたが、もうここはダントツで良かったです。街のかわいらしさ、街のほどよい広さ、観光施設の豊富さ、ガイドツアーの面白さ、その辺りで高得点でした。

滞在中一番美味しかったもの:préfouかMont d’Orかフォアグラ

こちらの記事でも最後に紹介していたPréfouというパン。ヴァンデ地方の名物で食べたことがなかったのですが、バゲットにバターとにんにく、みたいなかなりシンプルなものなんですがとにかく美味しかった!

このモンドールもこの滞在中で初めて食べておいしくて衝撃的でした。また食べたい…

あとはフォアグラですね。大大大大好きなんですが、年始に久々に食べて、「やっぱこれが一番美味しい!!!」となりました。モノプリブランドのフォアグラにしては全然安いやつですが、やっぱ美味しかった………

滞在中一番印象に残っているもの:セリーヌディオンの愛の賛歌

この10か月で一番印象に残ったシーン、パッと出てくるのは愛の賛歌です。感動しましたねえ。(写真はオリンピック開会式のライブビューイング会場の様子)

滞在中一番綺麗だった演奏:ロンドンフィルのラフマニノフ交響曲2番

アルゲリッチのピアノを聴きに行ったつもりだったのに、アルゲリッチの演奏の次のラフマニノフ交響曲の方が印象的でした。前の方で聴いたからというのもあると思うけど、うっとりしながら演奏する奏者たちとラフマニノフのひたすらロマンチックなメロディー、素晴らしかったです。

ということでこれで終わりです。10か月楽しかった~!

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