パリから日帰り旅行:Château de Chantilly

観光
観光ワーホリ

パリから日帰りプチ遠出、今回は「シャンティイ城」に行ってきました!

Château de Chantillyの基本情報

シャンティイ城はシャンティイというところにあるお城ですが、このシャンティイはパリからRERでぐーっと北に上がるとつきます。RER線の終着駅(の一個前)なので、感覚的にはディズニーランドまで行くのと同じくらいですね。TERでも行けるようですが、時間が合わずRER線でゆっくり行きました。ちなみにRER D線を使って、パリ北部の治安がよろしくないと言われているところを通っていきます。が、昼間に電車に乗っている限りわたしは特に特別こわいなとは思いませんでした。北駅よりRERで45分ほど、TERで25分ほど、どちらでも片道10€くらいです。

シャンティイ自体は静かで落ち着いた街でした。ただしお城以外は特に観光するものはないです。

シャンティイ城

シャンティイの駅を降りて30分くらい歩くか、無料シャトルバスに乗ってお城まで行くことができます。わたしは歩いたのですが、行きは足取り軽くいけましたが帰りはお城やお庭をたくさん歩いていたこともあってさすがに疲れました笑 ただシャトルバスの乗り場がどの辺かよく分からずバスの乗り場を探すのが面倒で歩きました。お城の中にカフェもありますが、安く昼食を済ませたければ、お城周辺(北側)にパン屋さんがあったのでそこでなら昼食を買えます。

このお城は中が美術館となっています。お城を訪れるというより美術館を訪れる気持ちで行く方が良いですね。ベルサイユというよりルーブルという感じです。実際、ルーブルに次ぐ美術館であるところは大きいようで、例えばラファエロの絵画があるのはフランスだけでもこことルーブルのみ、とありました。入場料は大人18€。

ラファエロの『三美神』

オマール公爵というコレクターが集め続けた絵画・陶器・本などがこの美術館では展示されており、彼は遺言で、ここの美術品をどこにも貸し出さないことと展示の仕方を変えないことを指示したそうで、その遺言のおかげで19世紀にどのように絵画が飾られていたか、というのを私たちもそのままみられるのが貴重だということです。

こんな壁が何枚も何枚もあります

わたしは城内を歩きながら「超がつく収集家だな…家が広いからいいもののそんなにものを集めて楽しいんかいな」とちょっとケッと思っていたのですが笑、ネットで色々読んでみるとこのオマール公爵は「ノブレスオブリージュ」の精神のもと、様々な美術品を集め当時の芸術を振興したそうで、そう言われると「ただの収集癖というわけでもないのか…」と感心しました。

わたしは美術館より博物館っぽい方のmuséeの方が、絵画より建築の方が興味を持って見られるので、絵画などを好きな人はもっと楽しめるのだろうなとは正直思いました。とにかく絵画の数が多くて、わたしはじっくり見る気にもなれないというか、どこを見たらいいの~となりました。わたし雑誌の情報量の多さが苦手なんですけどそれと同じ感じ笑

ベルサイユみたいに、お城の美しい内装も楽しめます。この大きな食事部屋の横に大きな絵画展示部屋があって、食後はここでみんなに絵を見せていたんだなあとか、当時の様子を想像して楽しめます。

家具なども色々展示されています。

シャンティイ城のお庭

ベルサイユ…まではもちろんいきませんが、いろんなお城の例に漏れず大きな庭があります。

こんな可愛らしいおうちのある小さな集落みたいなところもあるのですが、この辺の道がぐちょんぐちょんで、ブーツは泥だらけ、跳ねた泥がトレンチコートについて、こっち来なきゃよかった~~~と結構へこみました。笑

厩舎

お城のすぐ近くにとっても大きな厩舎もあります。シャンティイ城のチケットでこちらにも入れます。お馬さんたちが実際にここで飼われているようで、すぐそばまで行って見られることができるのですが、ちょっとかわいそうにも思ったり。こちらには馬の美術館もあり、馬に関する展示が行われています。

そしてショーもやっている、はず!なのですが、私が言った日に”Il y a un spectacle ?”=ショーはありますか?と訊くと”Non, aujourd’hui non.”=今日はないよ、と言われました。(ただしちゃんと目を見て実際はもうちょっと説明してくれたので印象はよかった!) 同じ値段を払っているのにショーがない日があるの、腹立つ~!ここでもちょっと残念に思う。笑 ただしサイトでその日のプログラムは確認できるようなので、せっかくならやっている日に行けるように確認すると良いんだろうなと思います。

まとめ

パリから近くて行きやすいので、パリは一通り見て別のもうちょっと自然豊かなところに行きたい、という方には良いと思います。さらに言うと美術館が好きな人にはおすすめです。それよりも街の雰囲気などを楽しみたい人には前回行ったランスの方がわたしはおすすめできるかなと思います。個人的にはランスの方が楽しかったです。

11時半くらいに到着して、帰りは16時過ぎの電車で帰りました。駅からお城まで片道30分歩いたので、これをシャトルバスとかタクシーにするなら滞在時間はもうちょっと短くなるかな。でも厩舎でのショーがなかったので色々鑑みて5時間くらいの滞在時間になるかなと思います。

ちなみにRERで行く場合ですが、行きも帰りも駅にある機械でチケットを購入しました。なぜか行きは10,20€、帰りは10,90€で値段が違ったのですがもうツッコむのも疲れるので受け入れました。帰り、シャンティイの駅の機械でチケットを買うとTGVのチケットのような大きなチケットが出てきました。駅には改札がないので、電車に乗るとcontrôleの人たちがおり、チケットを見せるよう指示されました。見せると「gare de Lyonまでね、OK。ていうかそれじゃなくて小さいチケット出てこなかった?この大きいチケットだとgare de Lyonで改札出るときに入れられないから出られないと思うんだけど。Navigoとか持ってる?」と言われ、Navigo easyを持ってるよと見せると「それでいけるか分かんないけどまあやってみて、無理だったら改札開けてもらえるよう頼んでみて」と言われました。(この人感じよかった) 帰りに改札通るときにRERだと切符を通して出ることになるので、その通せる切符がないから出られないかも、ということだったでした。確かにそのままリヨン駅で降りて外に出ようと思うとややこしかったのかも?と思いますが、そのままメトロに乗り次いで帰ったのでNavigoでメトロの改札にそのまま入れ、特に問題なかったです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました