パリからそんなに遠くない、でも行くのが結構めんどくさい、そんなお城に行ってきました。ここはクリスマスの展示とイルミネーションが特別有名なお城とのことで、クリスマス前に。
Château de Vaux-le-Vicomte
パリから車で1時間ほど南東に行ったところにあるこのお城。ルイ14世の時代にニコラフーケが建てたお城で、訪れたルイ14世がその素敵さに嫉妬し、このお城の建築家・室内装飾家・庭師をまとめて呼んでヴェルサイユを作らせたのです。ヴェルサイユよりもちろん小さいですが、まとまっていてキレイですよねえ。
行き方
まずリヨン駅からTERに乗り、Melunの駅まで行きます。大体30分くらい。そしてMelun駅からお城までシャトルバスが出ているのでそれに乗ります。クリスマス時期に行くならシャトルバス(navette)は往復で12€…結構取ります。が、歩いて行ける距離ではありませんので乗るしかないです。一日に何本かあるのですが、めちゃくちゃあるわけではないのでしっかり計画して行く必要がありますね。シャトルバスは20分くらいで着きます。
わたしは13h46のTERに乗って14h13にMelunに到着。14h30のシャトルバスに乗って14h50に到着。15h~15h30にお城に入る予約を取って入場。18hから12分間のお城のプロジェクションマッピングを見て、18h30のシャトルバスに乗って18h50にMelun駅に到着、19h14の電車でリヨン駅まで戻る、というスケジュールで行きました。15hにお城に入って18hのプロジェクションマッピングまで、時間が少し余ったと言えば余りましたが、まあまあちょうどよかったかなと思います。ちなみにクリスマス期間の入場料は24€ほどで結構します。
Le Grand Noël
普段のお城の様子が分からないのですが、クリスマス期間はこんな感じでクリスマス仕様にお城の中がデコレーションされています。今年のテーマがおとぎ話だったようで、上の写真はくるみ割り人形、下はシンデレラをテーマにしたデコレーションです。
更に白雪姫やアリスなど。
お部屋がたくさんあって、各部屋がテーマに合わせたデコレーションになっていて、とっても見ごたえがありました。載せた写真以外にも色々お部屋はあります。お城なので大きいですからね。
あと素敵だなと思ったのが、暖炉のある部屋はすべて火が灯っていたこと。とーっても暖かいのでこの前で暖まっているとマダムに「各部屋に火がついてるの、いいわねえ!」なんて話しかけられたり。
順路の最後にはお城の歴史についての展示もありました。
お庭
ヴェルサイユの足元にも及びませんが、大きいお庭はあります。お城の中を見終えた後はプロジェクションマッピングまでお庭をプラプラ。お城にもう一度入ることはできなそうです。(予約時に時間指定をして入るのですが、お城の入り口でちゃんとチェックされるので)
後ろから見たヴォールヴィコント城。
こんな感じで奥の方までずーっと歩いていきました。別に特に面白いものはないですが笑、お散歩には良いです。人と来る方がお話しながらお散歩できていいと思います。
プロジェクションマッピング
夜になるとこんな感じで綺麗にライトアップされます。素敵。プロジェクションマッピングはお城の裏側です。18時から開始で、たしか10分くらい前に行ったかな?それなりにポジション取りをしている人たちがいましたが、5~10分くらい前からお城の人が「ここより後ろで見てね~」なんてお客さんを誘導し出し、時間通りにプロジェクションが始まりました。
勝手にクリスマスのプロジェクションなのかと思っていたら、このお城の歴史的な感じでした。
お城がどう作られたか、から始まり
栄華を誇った時代のヴォールヴィコント城と
革命を経て放置されてしまったお城。そして
今、とそんな感じでした。クリスマスには関係ないけど、せっかく行くなら見ていって損はないと思います。できるだけ寒くない時期に行くと良いと思います。笑
まとめ
少し行くのが面倒ではありますが、パリの近くのお城で見ごたえはあると思うので、色々見つくした人やちょっとマイナーなところに行きたい!という人には是非おすすめです。季節外れのブログでした!
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