パリ観光きろく:Château de Malmaison

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パリの外、西部にあるマルメゾン城に行ってきました。大きなお城ではありませんが、歴史上ではかなり重要な役割を担っていた時期があり、何よりマルメゾン城は「ジョゼフィーヌのお城」として有名です。ナポレオンと結婚していた時期にこのお城をジョゼフィーヌが買い、一時期はフランス政府機能が置かれたお城を訪れてきました。

マルメゾン城について

結構こぢんまりしたお城です。パリの西端、La Défense駅から258番のバスに乗って20分ほどで着きました。ちょっと行くのが面倒。あとバス停を降りてもほとんど何もないです。パン屋さんが1軒だけあったのでそこでお昼ご飯を買いました。

お城の値段は6,50€とかなり良心的です。ガイドツアーに参加すると合わせて12€でした。お昼はお昼休みがあるので行く時間に注意です!

ジョゼフィーヌが暮らしたお城

1階部分(フランスで言う0階)はこんな感じでお城の暮らしが伺える展示になっています。

1フロアに6部屋くらいなのでホント結構コンパクトな感じです。ナポレオンと結婚していた間は彼もよくこのお城に滞在したそうです。また、セントヘレナ島へ流刑になる直前もこの城を訪れたとのこと。

ナポレオンが仕事をした図書館。自室からすぐに来られるように直接つなぐ階段を作らせたとか。

ジョゼフィーヌの寝室。彼女は肺炎でこの寝室で亡くなっています。

調度品や絵画など

2階部分には調度品や絵画がたくさん展示されています。誰もが知っているこのナポレオンの絵は5枚あるそうですが、原画はマルメゾン城にあるこちらだそう。ちなみに2年後に複製されたものがベルサイユで見られるようです。

セントヘレナ島でのナポレオン

左のフランス語、読めますか?「Ces deux mouchoirs ont appartenu à l’Empreur Napoléon à Ste Hélène」=この2枚のハンカチはセントヘレナ島で皇帝ナポレオンの所有物であった、ということですね。Nの刺繍が素敵です。また右のものはナポレオンの髪の毛です。

3階はこんな感じでセントヘレナ島でのナポレオンに注目した展示になっています。他にもナポレオンの使ったベンチや筆記用具、コップなどや、また彼のデスマスクもありました。ナポレオン好きは行くと楽しいと思う!

まとめ

ちょっと遠いのでパリに1週間しかいない、というような人にはわざわざおすすめしないかなと思いますが、それでもナポレオンやフランスの歴史に大きく関わるような場所が好きな方、またパリに何か月かいる方で歴史が好きな方にはおすすめかなと思います。またジョゼフィーヌはこのお城の庭園にたくさんのバラを植えさせたそうなので、バラの季節に行くとお庭も素敵なんだろうなと思います。12月に行ったのでお庭をお散歩することもしませんでしたが…またその季節に機会があれば行ってみたいです。

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