今日はフランス語でよく使われるラテン語の言葉・表現を紹介します。使えるとカッコイイ!
a priori
初めてフランス人から送られてきたショートメッセージにこの「a priori」があったとき「これフランス語なの!?」と驚いた記憶があります。「予定では」とか、もっとざっくり訳すと「たぶん」というような感じで使われます。”Il vient ce soir ?” “A priori oui.” (「彼は今晩来るの?」「うん、そのはずだけど」)とこんな感じですね。
vice versa
“Il m’aide quand j’en ai besoin et vice versa.” (彼は私が困っているとき助けてくれるし、逆もまたそうだよ)というように使います。ピクサーの映画『インサイドヘッド』は原題は「Inside Out」ですが、フランス語題は「Vice Versa」で英語と同じく「裏返し」 という意味になっています。
grosso modo
辞書で調べると「=en gros」と出てくる通り、「大雑把に」という意味があります。「en gros」の代わりに使えるので、使いやすいと思います!
et cetera
これはもう日本語でもおなじみの「エトセトラ」ですね。フランス語でも「etc.」と略せます。
idem
「同上」などとも訳せ、表などで同じ言葉を繰り返さないように使ったりします。フランス語っぽく鼻母音にせず、「イデム」と発音します。
ex æquo
「エグゼコ」っぽい発音です。”deuxième ex æquo”で「同率二位」という風に使います。
ということでフランス語でよく使われるラテン語表現の紹介でした。
コメント